祖師堂内より本堂と遠望。(大師御尊像の付近から見る風景です)
台風被害による倒木した当山の杉巨木を利用して新築された「祖師堂」
弘法大師、中興の祖栄西禅師、聖宝理源大師、行基菩薩、神変大菩薩(役の行者)をお祀りいたしております。
下関市指定文化財 天然記念物「狗留孫山修禅寺一本杉」も間近に見えます。
両脇位牌壇が御座います。
平成19年4月25日の落慶法要においては臨済宗大本山 京都より建仁寺派最高位「小堀泰巌管長猊下」 ご一行による落慶法要が禅宗の法式により営まれました。
真言宗のお寺に臨済宗の法式で落慶法要?と疑問をお持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんが、 当山中興の祖「栄西禅師」は日本禅宗の開祖でありまして、1202年京都に建仁寺を創建される前の 1191年に当山にお登りになられ、九州北部の布教活動の為、しばらく投錫されました。
この時、当山伽藍の整備にもお力を注がれた為、当山においては「栄西禅師」を「中興の祖」として仰ぎ 御尊像をお祀りしております。
祖師堂新築、本堂及び通夜堂の増改築すべて終了いたしました。ぜひお参りください。合掌
また、二十一年に一度のご本尊十一面観世音菩薩御開扉法会(平成19年春)記念事業として 祖師堂内両脇に位牌壇を設けご先祖の永代供養の依頼を受付けております。